エンブランド連合共和国は古くから栄えている恒星系間国家。自由独立同盟加盟国内で最も栄えている星間国家の1つ。
概要[]
エンブランド連合共和国はダイコニア帝国全盛期から交易で栄えた惑星が中心となった恒星系間国家であり人口が多く商業と工業も発展している。また一部の星系が航路上に有ることからUSUとの貿易が盛んである。多くの巨大星間企業グループの本拠地となっており経済的な影響力も強い。USUとの関係は友好的で星間平和維持活動として承認し国内へのUSU軍の駐留を認めたが裏ではその活動を妨害しており入手したUSUの情報を意図的に漏洩させていた。
地理[]
デラスゴー星系、バーミンゴム星系、ポートマス星系(飛び地)、ほかいくつかの暗礁宙域周辺の恒星系を統治している。首都はデラスゴー星系の第4惑星アルビオンの衛星ドンロンでありドンロンには国家省庁に関連する施設のみ存在する。
経済[]
エンブランド連合共和国内には多くの歴史ある企業や企業グループが存在している。ロールスライス財閥といった巨大企業グループや巨大銀行、多国籍企業の支社なども多く存在するほか軍需産業も栄えておりロールスライス軍需工廠、BAeCシステムズやホーカーゴ・グロームスターなどが国内に存在している。
軍事[]
エンブランド連合共和国にはダイコニア帝国統治期より与えられた宇宙軍であるロイヤルフリーツと共和国陸軍を保有している。また、一般的に宇宙海賊とされている一部武装勢力を支配下においておりこれは海賊軍と称されている。
ロイヤルフリーツ[]
ロイヤルフリーツ(Royal Fleets)はダイコニア帝国から与えられた歴史ある宇宙艦隊群である。自由独立同盟加盟国の宇宙軍の中でも最大級の宇宙軍であり、練度、志気は高く、配備されている兵器の質は高い。
共和国陸軍[]
共和国陸軍は連合共和国結成時に各国の陸軍を統一して再設立された陸上軍である。
海賊軍[]
連合共和国は特殊部隊として極秘裏に独立した宇宙船力として海賊軍を保有している。この海賊軍が連合共和国配下の戦力である事は極秘として隠されておりその立場は私掠船とは異なる。海賊軍はサラミス暗礁宙域を本拠地とする宇宙海賊の総称であるサラミス海賊群に含まれる単なる宇宙海賊として偽装し他国の通商妨害や一部富裕層の私財の没収、非常用資源獲得などの任務を極秘裏に遂行している。
歴史[]
ダイコニア帝国統治期に発展した交易中心地であり、経済拠点であった。帝国の貴族のエンブランド王室が領主に任命され、ダイコニア帝国の崩壊後も支配していた。しかしすぐさま民主化運動の煽りを受けて混乱が生じる前に速やかに民主主義を取り入れ、王党派と民主派の争いを仲裁してエンブランド連合共和国が樹立した。この影響もあり旧帝国貴族である王室への国民の反感は無くむしろ尊敬している。また、王室は特殊で女系王室であり当主は女王と呼ばれている。王室は権力は失っているものの多くの財産を保有しており、各界に影響力が残っている。
大戦期においては高い軍事力と狡猾な外交手腕によってUSUとの同盟を結び連合帝国の侵攻をはねのけた。裏では連合帝国にUSUの情報を売りUSUの連合共和国や自由独立同盟への影響力の現象を図っている。第二ダイコニア帝国が樹立すると自由独立同盟の盟主として各国をまとめ大反抗を行った。
関連項目[]
Behind the scenes[]
イギリス。