シャドーX Wiki
Advertisement

コンバットテック(Combat Tech / Combatech / コンバッテック)ダイコン銀河 内で多用されている戦闘用のテック 。CTと略称される事が多い。テックのコアコンポーネント規格を利用したあらゆる兵器のほとんどがCTにカテゴライズされる。

概要[]

 操縦装置及び制御機関、生命維持装置等のコアコンポーネント(主要構成構造部分)を共有し、戦闘行為を目的に武装と装甲を施したテックをコンバットテックと規定している。CTは基本的に惑星上などの戦場で主戦力として運用されているほか、宇宙空間における戦闘ではミサイルや魚雷等を迎撃する移動対空・対宙砲としてもされている。また、宇宙艦艇での近接戦闘では敵の艦艇に突入し内部から破壊する等の突入戦も行う。 

構成[]

 CTはテックのコアコンポーネントに更にコンバットコンポーネント(戦闘用共有構成要素)が加えられいる。主なコンバットコンポーネントにはMHUD、(多用途ヘッドアップディスプレイ)、追加慣性重力軽減装置、FCS(火器管制機能)、DCS(損傷制御機能)、ジョイントモジュール用接続端子、AR射線警告表示機能、緊急脱出装置、緊急医療キット、予備生命維持装置が該当する。民間用と違い苛酷な環境や不十分な整備状況などを想定してより安定性を高めた機体もあるが、逆に消耗品として破棄と充填が容易になるようにと低価格化する機体もあり、どちららが適した志向性かは戦況によるものであり一概に評価することはできない。

派生[]

 基本的に多目的多環境汎用機動戦闘兵器としてあらゆる環境に対応し様々な任務を行う事が出来る万能・多目的兵器であるがテックの長点であるコアコンポーネントの共有による発展改良のし易さ、銀河内での多様な環境の存在、特化が必要とされる特殊任務や攻撃手段への対応等から各地で特定の環境に特化した派生型や目的や特定の運用方法に特化した派生型が開発製造されている。さらに最前線では軍規を無視した改修を受けたCTや大部分が改造されたCTも珍しくない。主な局地環境特化型には地上用の戦車型、空中用の航空機型、水中用の潜水型、水上用の船型、宇宙用の高機動型などがあり、任務別の特化型は施設攻撃や対艦攻撃用の重火力型、偵察型、訓練型、長距離支援型、近接戦闘型、狙撃型、突撃型などが開発されている。 基本的にバッテリー駆動式で宇宙船、補給車両、基地などでバッテリーを充電する事が不可欠である。機体内に発電用のエンジンを持つ事はエンジンの小型化の難しさや各地で使用される燃料の違い、燃料タンクの危険性から難しくエンジン搭載型のCTはほんの一部の機体に限られている。

軍事組織での扱い[]

 CTは宇宙服の延長上の存在であり、民間用テックとの部品共有や大規模星間戦争で大量に製造されている事から製造費も破格である事もあってダイコン銀河内のほとんどの戦場で歩兵に替わる最小単位となっている。また、WTを改造し武装させる事も旧式のCTを入手する事も簡単である事からゲリラやレジスタンスといった非正規戦力においても最小戦闘単位として扱われている。その為、多くの軍事組織におけるCT部隊の部隊編成は歩兵を元としている。

Behind the scenes[]

 コンバットテックはバトルメックやメックウォーリアーのもじりである。兵器としての位置づけではボトムズのATに近いが宇宙服の延長であるという設定はガンダムのMSの影響がある。外見デザインが簡素で大量にあるという点ではザクのパロディであるサクを発想の起因の1つとしている。

Advertisement