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ペンタ5は大戦勃発に近い混乱期末に開発された第四世代CTである。USUの次期主力CTの選定コンペディションにおいて最終候補に残ったもののハード面とソフト面において致命的な欠陥が発見され主力に採用されなかった。後に改善され実用化された。


基本構成[]

 機体形状は上から見下ろすと五角形で高さは低い。機体前部には高感度光学カメラ熱探査センサーエーテル波センサー複合型センサーを装備している。腕部先端のマニュピレータは5本指型である。武装は機体上部にマウントする事を想定していた為に機体の上面にはジョイントモジュール用接続端子やFCSダイレクト接続端子などが配置されている。推進装置は機体背面と下部に内蔵型のハモニカ推進器を装備している。装甲も厚く重量のある機体で防弾性は高い。

特徴[]

 巨大複合軍需企業マクドナルド・サンダース・ヘヴィ・インダストリィ社の開発した第四世代CTであり、露呈した問題を無視すれば非常に優れた性能を持ち尚且つコンパクトにまとめられた完成度の高いCTである。従来機が装備していたPHACEセンサーを廃し独自に開発した複合型センサーを採用しているほか、FCSが組み込まれた専用OSであるPOSをインストールされている。OSとFCSがダイレクトに組み合わされている為に処理反応速度は非常に速い。独自の要素が多く重装甲であるため製造費は若干高いもののカタログスペック上は価格以上のものである。五角形という独特な形状は機体の直角部を衝角にしており機体の運動性が低いにも関わらず近接戦闘を得意とさせている。

歴史[]

 ノウンスペース内最大の複合軍需企業であるマクドナルド・サンダース・ヘヴィ・インダストリィ社USU軍上層部は癒着関係にあったためにペンタ5の次期主力CT採用はほぼ確定しており試験機のロールアウト時には既に200以上の派生型の設計開発が進んでいた。しかし、主力CT選定トライアル中に試作機62機中13機が不具合を起こし、ペンタ5には2つの重大な構造的欠陥13のPOSバグが発見され次期主力CT候補から外された。また、この事件から軍との癒着関係は薄まったが週刊誌によって癒着関係が暴露されている。

 ペンタ5は既に派生型の開発や量産ラインの用意が進んでおり不採用に終わる事は多大な損害となる為、マクドナルド・サンダース・ヘヴィ・インダストリィ社はすぐさま改善型を開発し主力CTではないにしろ何らかの採用するようにUSU軍上層部に圧力をかけた。その結果USU軍は重火力支援CTとしてペンタ5の改良型を採用すると提案し、実際に欠陥を解消し再設計された後継機ペンタVが火力支援用CTとして採用されている。

 ペンタ5はトライアルで発見された重大な欠陥を除けば主力CTとして申し分のない性能を持つ機体であるため、一般販売の民間仕様や他国軍への主力機としての売り込みに成功し、ノウンスペースの各地で運用されている。あらゆる環境に対応できる多様性と多少の損傷があっても問題なく運用できる堅実な構造を持ち、タフなCTとして人気を博している。

試作型・試験型[]

FH-xc5 ペンタ5 試製型

コンペに出展され、USU軍の実用試験に提供された機体。

CT-X-1105 ペンタ5 試験型

FH-xc5対してUSU国防省が与えた形式番号。実験機の番号規則に従っている。

YCT-6(MTHI) プロト ペンタ5

次世代主力機最終審査の候補に残ったCT-X-1105(FH-xc5)にUSU国防省が与えた形式番号。試作機の番号規則に従っている。

改良型・発展型[]

ペンタ 5改
諸元
型式番号: FH-c5-1R
分類: 標準機
派生元: FH-xc5
後継機: FH-c6
民間流通: 多い
流通時期: 大戦期
運用国: 多数
運用組織: PMCなど
基礎性能変化
運用性能変化
整備性: +★
耐久性: +★★
戦闘性能変化
稼働限界: +★★
追加装備

FH-c5-1R ペンタ5 Re-fix (リフィクス / 改)

修正型。構造欠陥POSバグを解消している。

FH-c5-1R-1 ペンタ5 Returner (リターナー)

改良型。POSの自動アップデート機能を持つ。

FH-c5-1R-5 ペンタ5 Mk-V (マーク5)

改良型。

FH-c5-2A ペンタ5 Avenger (アベンジャー)

改良型。

FH-c5-2R ペンタ5 Revenger (リベンジャー)

改良型。POSの機能を部分的に停止させるマニュアルモードへの切り替え機能を持つ。

FH-c5-3B ペンタ5 Third Buster (サードバスター)

重火力支援型。後継機であるペンタV原型機となった。

派生型[]

FH-xc5-Pa ペンタ5 Plan Assault-type (プラン アサルト タイプ)

強襲型設計案。燃料槽を減らして火器を追加し、着脱式推進器を装備した特化型。

FH-xc5-Pd ペンタ5 Plan Desert-type (プラン デザート タイプ)

砂漠戦型設計案。外気取り入れ口の防塵装置を3重にし、磁気嵐時用の有線通信ケーブルを装備した局地型。

FH-xc5-Pf ペンタ5 Plan Full-armor-type (プラン フルアーマー タイプ)

重装甲型設計案。装甲厚を更に強化し、小型シールド発生器を搭載した特化型。

FH-xc5-Pg ペンタ5 Plan Ground-type (プラン グラウンド タイプ)

陸戦型設計案。予備脚を内蔵し、大型ディパルサードライブを搭載した局地型。

FH-xc5-Ph ペンタ5 Plan Heavy-type (プラン ヘヴィ タイプ)

重火力型設計案。上面の接続端子を廃しVLSを内蔵した特化型。

FH-xc5-Pl ペンタ5 Plan Light-type (プラン ライト タイプ)

軽量化型設計案。装甲を削り軽量化した特化型。

FH-xc5-Pm ペンタ5 Plan Marine-type (プラン マリーン タイプ)

海兵隊仕様設計案。海兵隊の装備規格に合わせた特化型。

FH-xc5-Ps ペンタ5 Plan Sky-type (プラン スカイ タイプ)

飛行型設計案。火器搭載用の主翼を取り付けた特化型。

FH-xc5-Pt ペンタ5 Plan Tank-type (プラン タンク タイプ)

戦車型設計案。装軌式の陸戦用特化型。

FH-c5-1Rt ペンタ5 Re-fix TOS specification (リフィクス TOSスペシフィケーション /改 TOS仕様)

改良型。構造欠陥を解消し、専用のPOSではない通常のTOSをインストールされているモデル。若干価格が安く、一般的なテックに搭載されているTOSの為POSの操作に慣れていないパイロットでも操縦が可能になっている。

FH-c5-2S2 ペンタ5 Space Star (スペース スター)

宇宙型。自走迎撃システムとして宇宙船の表面上での運用を想定している。

FH-c5-2AEF1 ペンタ5 Sky Master (スカイ マスター)

全環境飛行型。搭載可能重量は多く様々な装備が可能であり装備次第で様々な任務を遂行できる多目的機。AEFは All Environment Flight の略。

後継機[]

FH-c6 ペンタ6

ペンタ5の発展改良型。

MCT-8 ペンタV

火力支援用CT。標準型砲塔を持つ。

Behind the scenes[]

 ペンタ5は兵器をモチーフとしないCTの1つである。機体前面に装備する複合センサーはボトムズをモチーフとしているがそれ以外につながりはない。名称も五角形(ペンタゴン)に由来する。いかにも兵器らしい外見を持ちながら自由資本主義社会の競争で国家と癒着し欠陥から除外される(そしてふざけた外見のシャドーXに主力CTの座を奪われる)という道化的な存在でもある。なお構造欠陥はトヨタ車などの大規模なリコール問題を、POS問題は劇場版パトレイバーのHOS問題を取り入れた設定である。