MRL-272 ハイパーテックバズ(Hyper Tech-buzz)はUSUのテック用携帯式噴進弾発射機(Tech Portable Rocket Launcher)。MRL10テックバズ(MRL200 スーパーテックバズ)の後継兵器としてUSU軍などに配備されている。
概要[]
MRL-272ハイパーテックバズはMRL10テックバズ(MRL200 スーパーテックバズ)の後継兵器としてマクドナルド・サンダース・ヘヴィ・インダストリィ社によって開発されたテック用携帯式噴進弾発射機の1つである。MRL200よりも小口径ながら威力や命中精度は向上している。後継兵器ではあるもののMRL200と異なり様々な用途での使用を前提にしている。また、軽量化とロケット弾発射筒身の縮小機能の追加が施されより取り扱いが容易になり、更に単発式の使い捨て兵器となっている。
製造型[]
MRL272 ハイパーテックバズ
- 通常型。
MRL272M1 / MML-272 ミサイル・テックバズ
- ロケット弾ではなく誘導機能を持つミサイルが装填されている派生型。
MRL272D1 ダブル・ハイパーテックバズ
- 2連装型。通常型のMRL272を2つ持つ事に比べて特に利点が無いとして早期に生産が中止された。
MRL272Q4 クワッド・ハイパーテックバズ
- 4連装型。生産されたがMRL272D1の事もあり配備されなかった。一部はテック固定武装に流用されている。
MRL272R2 リローダブル・ハイパーテックバズ
- 再装填可能型。
MRL272R5 リボルバー・ハイパーテックバズ
- 回転式弾倉追加型。6発まで連射が可能となっている。重量が増え扱い辛いため産数は少ない。
MRL272B10 ハイパーテックバズ・バイオ
- 自然分解型。使用後に捨てても微生物によって分解される環境にやさしい材質を使用している。
歴史[]
MRL272 ハイパーテックバズはMRL10テックバズ(MRL200 スーパーテックバズ)の後継兵器としてマクドナルド・サンダース・ヘヴィ・インダストリィ社によって開発された。基礎性能が向上されたほか利便性も高められた完成度の高い兵器であるが使い捨て型である事が問題になった。環境保護団体から使い捨て型ではないテック用携帯式噴進弾発射機が求められ再装填可能な改良型も開発されたが本来の設計思想と異なることによる性能低下が生じたために再装填可能なテック用携帯式噴進弾発射機として新たにMRL300が開発される事になった。なお、MRL300の配備後は自然分解可能な材質を使用したMRL272B10が多用途軽噴進弾発射機として使用され続けられている。
関連項目[]
- MRL10 テックバズ
- MRL300 ウルトラテックバズ 後継兵器。
Behind the scenes[]
M72 LAW。MRL272B10ハイパーテックバズ・バイオはバイオ→BIO→B10というダジャレ型式番号。